エンジニアを目指したきっかけを教えてください。
大学院生時代、就活中にある企業を訪問した際になんか働いている人が楽しそうじゃないと感じたんです。
義務感で働いているような‥まぁ、会社ってそんなものなのかな。とも思ったのですが、やっぱり自分の中で腑に落ちなくて、当時もらっていた内定を辞退し新しい道を探し始めました。
それで「何しようかな」と考えていた時、ちょうどプログラミングスクールの広告が出てきて最初は軽い気持ちで始めました。
プログラミングの経験はあったの?
コードっぽいことを書いたことはあったのですが学んだことはなかったです。
でも、体験したら面白くて、それから大学院を中退してプログラミングの勉強に集中することにしました。
なぜ中退を選んだの?ご両親は反対しなかった?
内定を辞退して、このまま通い続ける意味もあまり感じなかったのと行動しないと何も変わらないなと感じ、思い切って中退を選びました。
内定までもらっていたので、両親に最初は反対されました。でも、自分の気持ちを伝え続けていたら、最終的には理解してくれました。その後はひたすらコードを書いてましたね。
気づいたら毎日8時間、朝から晩までやっていて、とにかく楽しかったです。
スクール卒業後は?
スクールは2ヶ月で卒業だったのですが、当時講師をしてくれていた方に案件があるからやってみないか?と声をかけてもらい、オンラインスクールのプロジェクトに半年ほど携わっていました。
もともとスクール卒業後は就職活動をしようと考えていたので、プロジェクト終了後に転職活動を始めました。
フリーではなくなぜ企業への転職を選んだの?
当時プロジェクトマネージャーをやっていた人に「フリーランスだと育てようという意識が上にないから難しいタスクは任せてもらえず、できる範囲のものしか任されないことが多い。だから、若いうちは企業に入って技術をあげた方が成長できるんじゃないか。」とアドバイスを頂いたのがきっかけです。
Cajonに入社を決めた理由は?
1つ目はフルリモートではなく、コミュニケーションが密に取れるように出社するという点です。
フリーの時はフルリモートだったので、煮詰まったときにすぐレスポンスが返ってこなかったり、一人で考え込むということがあったので、チーム開発において、コミュニケーションを取りやすい環境であるという点は、とても重要だと考えていました。
2つ目は未知の技術でもチャレンジしていくという点です。
現在のHairbook(ヘアブック)はRailsで書かれているのですが、今後はvue.jsのフレームワークを使うという話を聞いて、新しい技術はどんどん取り入れていくという姿勢に共感しました。
当時は僕も主にRailsで開発していましたが、フロントの実装(vue.js、reactなど)にも関わりたいと考えていたため、とても魅力的に感じました。
実際、フロントはカホンに入ってから勉強し始めて、少しずつ出来る様になりました。
あとは面接を通しての印象ですね。
他の会社の面接って質疑応答という型にはまっているイメージが強かったんですけど、代表の中福さんは、自身のことや会社のことも話してくれて、事業を成長させたいという熱い想いが伝わってきました。
美容業界だけでなく旅行業界などの今後いろんな業界にもチャレンジするという話を聞いて、僕も開発メンバーとして貢献したいと感じました。
現在の仕事内容はなんですか?
ヘアブックの開発を担当していて、バックとフロント側両方やっています。
嬉しかったことや、やりがいを感じる瞬間はありますか?
周りの人が評価してくれるのが嬉しいです。
書いたコードに対して丁寧にレビューしてくれたり、「よくやってると思うよ」と言葉で直接伝えてくれるのは嬉しいですね。
しんどかったことはありますか?
今は常に楽しいんですよね。土日も仕事でいいなと思うくらい(笑)
もちろん、仕事で煮詰まったりすることはあるんですけど、その時はすぐに相談に乗ってくれるので、今のところ乗り越えられています。
入社時に比べて成長したなと感じることはある?
先輩に意見を言えるようになりました。
この方が良いんじゃないかとか、これをやってみたいなど、自分の考えをきちんと伝えるようにしてます。
自分の意見を言いやすい環境なんだね。
はい。もちろん、全ての意見が通るわけではないですが、やってみたらと背中を押してくれることの方が多いです。
仕事をする上で大事にしていることはなんですか?
自分の考えをちゃんという
実装したことに対してなぜこうしたのか?必ず自分の意見を言えるようにしています。
今後の目標はなんですか。
もっと成長することです。
まだまだ先輩にフォローしてもらっていることが多いので、もっと自走できるよう技術力を身につけていきたいです。
あとは、カホンに入る前から「自分が作ったもので感動体験を与えられるエンジニアになりたい」と思っていたので、使いたいと思ってもらえるように日々改善し、Haiairbokのユーザーを増やしたいです。
そして、Hairbookを通じて会社の売上に貢献できる存在になりたいです。
カホンのエンジニアはどんな人が向いていると思う?
自分で考えることができる人。
それからコードを書くのが楽しいという感覚を持っている人です。
エンジニアの人って考えるの好きだと思うんですよね。
こうしたら、こうなるんじゃないか?って自分の中で実際それが反映できた時が楽しい。
やりたいことに挑戦できるチャンスが多いので、自走力がある人には向いてると思います。
逆に、言われたことだけしかしようとしない人はキツイかもしれません。
でも、若いうちにこの環境を経験するからこそ技術力が明らかに上がるんだと思います。